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日本の生活にかかる税金いくら?

Kanako Makino 2019.12.31

Japan life /Public service

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日本の税金は約50種類!

日本に住む私たちは、様々なところで税金を払っています。

たとえば…スーパーで買い物をした時は「消費税(8%)」、自動車を持っている人は「自動車税」を払わなければいけません。

払っている先は3カ所。
国(日本政府)・都道府県(愛知県など)・市町村(名古屋市など)です。
それぞれに払っている税金を一部だけ書き出すと…

《参考》国税庁HP

その全てを説明するのは大変なので、まずは私たちの身近なところから解説していきましょう。

「消費税」食品のテイクアウトは8%、レストランでは10%

2019年10月から、「消費税」が8%→10%になりました。しかし飲食料品と新聞(定期購読料)は、低所得者の生活を守るため8%のままです。
ただ”飲食料品”は幅広いので、少しややこしいケースも…。

特に、調理されたものを買う時は「持って帰って食べた方がお得♪」と覚えておきましょう。
たとえば宅配やテイクアウトで10,000円分の料理を買ってホームパーティを開いた場合、消費税は800円で合計10,800円ですが、みんなでレストランに行くと消費税1000円で合計11,000円…ということになります。
ま、それくらいなら大した差ではありませんが。

消費税8%のもの:肉・魚・野菜・ミネラルウォーター・ジュース・ノンアルコール飲料・加工食品・お菓子・贈答用の食品・出前 / 宅配 / テイクアウトの料理・定期購読している新聞
消費税10%のもの:外食(店で飲食するもの)の料金・お酒(アルコール度数1度以上の飲料)・栄養ドリンク(医薬品/医薬部外品)・水道水・単発で買う新聞

《参考》国税庁 税の学習コーナー
    消費税軽減税率電話相談センター:0120-205-553(平日9:00~17:00)

マイカーにかかる「自動車税」

毎年4月1日時点で自動車を持っている人は、翌月31日までに「自動車税」を払わなければいけません。

総排気量1リットル以下の自動車の場合は、29,500円(2019年10月以降に購入した車は25,000円)。それ以上の排気量になると、0.5リットル刻みで税額が上がります。
軽自動車の場合は、一律10,800円です。

毎年5月上旬に自宅に納付書が届くので、その年の4月から翌年3月末までの1年分をまとめて支払います。
> 自動車税を安くする方法

もし支払いが遅れてしまうと、延滞金が発生します。期限から1ヶ月以内なら約3%、それ以降になると約9%になるので注意しましょう。また、車検を受ける時に「自動車納税証明書」が求められたり、最悪の場合は自動車だけでなく預金なども差し押さえになることがあります。

もしマイカーを廃車にする場合は「抹消登録」を、誰かに車をあげる場合は「登録変更(名義変更)」を必ずやりましょう。
手続きは、廃車買取業者に依頼するか、最寄りの運輸支局に自分で申請してください。

《参考》国土交通省ワンストップサービス

マイホームにかかる「不動産所得税」「固定資産税」

日本で家や土地を買う人は、「不動産所得税」を払わなければいけません。
新居に入居してしばらくすると納税通知書が送られてくるので、住んでいる都道府県(愛知県など)の税事務所で手続きをします。

金額は、”固定資産税評価額” の3%(2021年3月31日までに取得した場合)。

“固定資産税評価額” とは、その建物や土地にはいくらの価値があるか?ということを各自治体(市町村)が試算した金額で、土地の場合は購入価格の約70%、建物の場合は工事費等の50~60%が目安とされています。

ちなみに「不動産所得税」には「軽減措置」という税金が安くなる制度があり、申請しないと数十万円損することもありますので、家や土地を買う時には事前に近くの税事務所に相談してみましょう。
《参考》住宅の補助金・減税・優遇制度オールガイド

そして、翌年の4~6月頃には「固定資産税」の納税通知書が届きます。
こちらは、建物や土地を持っている全ての人が、毎年払わなければいけない税金です。

金額は、”固定資産税評価額”×1.4%。

たとえば戸建て住宅の場合、一般的な固定資産税の平均は10~12万円/年。分譲マンションの場合は8~10万円/年だそうです。
いずれも条件によって大きく変わるので、あくまで目安です。また建物が古くなると、”固定資産税評価額” は安くなります。
《参考記事》高く売れるドットコムmagazine

家や土地を購入する(所有する)場合は、その後にかかる税金のことも頭に置いて購入した方がよいですね。

その税金、何に使われてるの?

こうして私たちが支払った税金は、公共の道路や施設、病院、学校、警察、公園、市営バスなどのために使われています。またそこで働く人達(公務員)の給料にもなっています。

社会システムを維持するために、税金はどの国でも不可欠なもの。
逆に、税金を払っている人にはその国の公的サービスを受ける権利があります。

日本に住む皆さんは、きちんと納税して堂々と日常生活を送ってくださいね!

Kanako Makino

一般社団法人DiVE.tv代表。テレビ報道記者を経てフリーライター/カメラマンとなり、多文化共生や世界の暮らし等をテーマに雑誌寄稿やビデオ制作を行う。2015年に多文化市民メディアDiVE.tv(任意団体)を設立し、2018年に法人化後現職。